従業員を辞めさせないために、とにかく褒める。
昨日の「クロ現代」の内容がそうでした。
以前にも従業員同士で自己啓発作文を発表し合うような企業の話をやっていましたが。
すごくいい加減な記憶で書いてしまうのですが、
「ゆとり教育」だの
これからは「ほめて伸ばす」のが正しい だの
言い始めた時期って、今20代の人たちが子供だった頃と一致しませんかね?
いつもよりちょっと考えてみた
今日はちょっと頑張ってみた
という程度のことでも褒めてもらって育った世代は、とにかく褒めてもらうのが当たり前になって、いわゆる「承認欲求」ばかり強くなってきたのではないでしょうか?
結果、
褒めてもらわないとやる気が起きない
自分で自己評価ができない
といった「社会人」が大量発生してきたように思います。
無責任に褒めた結果がこれだとしたら、やはり「褒めて伸ばす」は間違い、もしくは使用法を誤ったとしか思えません。
なんの評価ももらえない。これは確かにやる気を削ぎます。
が、やる気のある人材は「いい悪いをはっきり評価してもらいたい」と考えているものです。
もっと言うなら他人の評価なんか気にしない、自分の評価は自分で下すものです。
褒められないと意欲がわかないのは単なる甘えです。
「褒めておけばいい」というのは、子供にちゃんと向き合っていないことと何ら変わらないものであり、保護者や指導者をも甘やかしてしまったのではないですか?
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